電子書籍 第18弾 自己改革のスキルを身につける方法~全ては自己改革から始まる~
はじめに
多くの人は「自分を変えたい」と願っています。その願いは嘘ではないのですが、実際に変えられる人は100人中1人くらいの割合なのです。変えられる要素がないから、変えられないのではないのです。誰でも「自分を変える」ということはできるのです。誰でも変えられる要素を持っているということです。
人の差というのは、ほとんど差はないのです。大金持ちであろうと、超貧乏であろうと、能力の差というのはないのです。生まれ持った気質の差は、微小な違いだけであって、ほとんど差はありません。
よく「あの人だからできた」と、やたらと他の人を崇める人もいますが、できる人というのは間違いなく、100%努力をしています。人それぞれで努力ができる分野は違うのですが、努力をしていけば、確実に「できる人」になることができるのです。
「自分を変える」というのも努力が必要なのです。ただ「変えたい」と願っていても、変えることはできません。どんなに願っても、どんなに祈っても何も変わらないということです。
「自己改革」というのは、抜本的に変えるということですが、人はどんな教育を受けてきたとしても、どんな環境で育ってきたとしても、努力によって変わることができるということです。年齢も関係なく、性別も関係なく、今の環境や状況も関係なく、変わることができるのです。
時代の変化が激しい今の時代は、大きな改革が求められていますが、大きな改革は小さな改革から始まるということです。自己改革というのは、一個人の改革ではあるのですが、その改革を拡大したのが、社会であり、国であり、世界だということです。自己改革というのは、一個人だけに留まるのではなく、より大きな目的を達成するためにも必要なことなのです。あなたの自己改革ができれば、より大きな改革へとつながっていくので、あなたの自己改革が大きな貢献になるということです。
本書は、「自己改革のスキルを身につける方法」という内容になっていきますが、「スキル」というのは、誰でも後天的に身につけることができます。自己改革もスキルとして身につけることができれば、確実に改革することができるのです。
今まで自分を変えるために、色々なことを学んでも、実践ができなかったり、実践か続かなかったりした人が多かったのですが、自己改革をスキルとして身につけていけば、誰でも確実に変わることができるようになります。変化が激しい時代に生きている私たちに求められているのが、自己改革なのです。自己改革ができなければ、時代の変化に対応することが難しくなっていくので、自己改革のスキルを身につけるというのは、必須になっていきます。
あなたの自己改革ができれば、より大きな改革につながっていき、より大きな貢献ができるようになるので、あなたの自己改革から、全てが始まるようになります。
2017年5月 安田 悌
目次
はじめに
第1章 自己改革のスキルとは?
・スキルとは何か?
・後天的に改革ができる
・自我を一旦壊すスキル
第2章 自己改革が必要な理由
・時代の変化に気づく
・21世紀は夢や目標に向かっていける時代
・他人に構っていられない時代
第3章 自己改革ができない原因
・自己責任100% にできない
・不安、恐怖、面倒くさいを認められない
・感じたくない感情に耐えられない
・自我崩壊の恐怖
・感情のコントロールはできない
第4章 自己改革のスキルを身につける方法
・古い価値観の人は避ける
・他の人の評価はどうでもいい
・最善を尽くす習慣
・不安と恐怖を上手く活用する
・一人の時間を意図的につくる
・自分の機嫌は自分でとる
・ネガティブを繁殖させない
・言葉と行動を把握する
・自己改革の痛みを認識する
・依存から自立を目指す
・自分の感情を保っていく方法
第5章 自己成長と時代の変化
・「無駄なことはない」ことを信じる
・全ては肥やしになる
・自己成長ができる恵まれた環境の時代
・成長と貢献
おわりに