
初心者のための文章だけでモノを売る最強の文章術 〜人を動かすセールスライティング〜
はじめに
インターネットが普及した現在、名もない個人がネットを通して一躍有名になることができ、お金を稼げるようになりました。また、働き方改革によって副業解禁する企業も増え、ネット副業を開始する人も増えました。
本書を読まれているあなたも副業を開始し「文章」で稼ぎたいと思っていますよね。
でも、文章で稼ぐ方法がわからない…と思っていませんか?
最近ではTwitterなどでブログで月100万円以上稼いでるというインフルエンサーも結構いますよね。その人達を見ていると「自分もすぐに100万円以上稼げるようになれる」と錯覚を起こしてしまうのも事実です。正直ぼくもそうでした。ですが現実はそう甘いものではありません。
ぼくもいろんな人のノウハウやコンサルを受けてたくさんトライ&エラーを繰り返して学び、副業を開始して1年弱で月10万円の収入を達成することができました。
すごい稼いでいるインフルエンサー程のインパクトはありませんが、ブログを始めたばかりの初心者の人や現在ブログ、アフィリエイトを頑張っているが成果をあげられていない人に向けて、ぼくがどのようにして稼げるようになったのか本書で具体的に解説していきます。
本書の内容をお伝えすると次の通りです。
・文章で稼ぐ仕組み
・論理的な文章術〜PREP法〜
・人間の行動心理を利用した文章術〜PASONAの法則〜
・購買意欲を高める最大の武器〜7つの心理的トリガー〜
・あなたのコンテンツを購入させるテクニック〜リストマーケティング〜
・文章で稼ぎ続けるための、5つのマインドセット
・文章術を身につけるためのトレーニング方法
本書は文章術だけでなく、心理学、マーケティング、稼ぐための考え方、トレーニング方法といったことを幅広く解説していきます。
今回ぼくがお伝えするのは、初心者の人でもできることです。ぜひあなたも内容を習得して、文章だけで稼げる力を身につけましょう!
なかなか1度で理解することはできないと思うので、何度も何度も繰り返し読み返していただき、稼ぎ続けるための文章術を習得してもらえると嬉しいです。
ただ読んで終わりにするのではなく、どんどん実践して自分のスキルにしてください。
それでは早速始めていきましょう。
文章で稼ぐ仕組み
ぼくのオススメは「ブログ」「Brain」「電子書籍」の3つです。
それでは1つずつ紹介していきます。
①ブログでの稼ぎ方
まずブログで稼ぐ方法は「広告収入」です。
ブログの広告収入は主に2パターンで「Googleアドセンス」「アフィリエイト」があります。
Googleアドセンスとは、自分が運営しているサイトにGoogleアドセンスのタグを挿入することで、サイトを閲覧してくれているユーザーに対して最適な広告が自動的に表示され、その広告をユーザーがクリックするたびに報酬が発生するという仕組みです。
1クリックの単価は30〜90円が相場となっています。
そのため、Googleアドセンスだけで稼ごうと思うとかなりのサイトへのアクセス数が必要となります。
また、Googleアドセンスは審査があり、そこを通過しないと広告をサイトに挿入することができません。
審査は1回で通過する人もいれば、何回も審査しても通過できない人もいます。そのため、1つ1つの記事のクオリティーをあげないといけません。
アフィリエイトとは、一言で言うと「成果報酬型広告」です。
Googleアドセンスと同じじゃないの?と思われる人もいるかもしれませんが、Googleアドセンスの場合は1クリックで成果報酬を得られますが、アフィリエイトはASPサイトに登録し、そこにある商品(商材)を自分のサイトで紹介し、サイトを閲覧してくれたユーザーが購入や登録してくれることによって、成果報酬を得られることができます。
そのため、アドセンスと違い成果報酬額が大きく違ってきます。
例えば、サイトPV数が1万PVあったとしたらGoogleアドセンスだと1万円程度のことが多いのですが、アフィリエイトだと0円〜100万円以上になることがあります。
これはあなたが紹介する商品(商材)の1商品あたりの単価によること、あなたの紹介の仕方によってユーザーが購入(登録)してくれるかによって大きく成果報酬が変わります。
ブログは「読まれれば稼げる」というシンプルな仕組みとなっています。
そのため、いかにブログサイトに集客するかが肝となります。
ブログを始める時は、WordPressを使ってブログを開設することとをオススメします。
②Brainでの稼ぎ方
Brainで稼ぐ方法は「自分のコンテンツ(教材)を作る」です。
これは初心者の人にはちょっと難しいかもしれません。
そもそもBrainって何?と思われている人も多いと思います。
まずBrainについて説明しますね。
Brainとは、知識共有プラットフォームです。
具体的には、デジタルコンテンツやサービスをBrainに登録したら誰でも販売や購入をすることができます。
Brainでできることとは
・コンテンツやサービスを売買することができる。
自分で作成したコンテンツ(教材など)を実際に販売することができる。
・自分が購入したコンテンツを他の人に紹介することができる。
・紹介した商品を他の人が購入してくれると、販売手数料があなたに報酬として入ってくる。
・Twitterアカウントを持ち、そこで紹介、販売することが可能。
Brainの特徴
・紹介料が高い
紹介料は最大で50%。アフィリエイトより高い。
※例えば、Amazonアソシエイト最大10%、楽天市場2〜8%。
・販売手数料が安い
※Brain:13%、note:15%、クラウドワークス:20%。
Brainで自分のコンテンツを販売する場合はまずブログ、SNSで発信活動を行いフォロワーを増やし、文章力を鍛えてから販売することをオススメします。
そのため、初心者というよりも中級者以上の人にオススメです。
③電子書籍での稼ぎ方
電子書籍で代表的なのがAmazonのKindleです。
電子書籍なんて読むものでしょ?と思う人も多いと思いますが、簡単に自分が書いた小説やエッセイなどを電子書籍として出版することができます。
正直、ぼくはブログよりも稼ぎやすいと思います。
電子書籍は出版社を通すことなく、個人で出版することができます。
ブログと同じ感覚で気軽に出版できる時代となりました。
何よりも初心者にとって良いことが、自分の出版した書籍はデータであるため、出版した本が在庫として売れ残ることがないんです!
紙の書籍だと売れ残ってしまうと赤字なってしまうリスクがありましたが、電子書籍ではこのリスクがゼロになるんです。
また、KindleではKindle Unlimitedという月額980円の読み放題プラン(30日間無料)もあり、0円で販売することもできます。
読者にとっては、よくわからない人の本をお金を出してまで読みたくないと思われがちですが、0円だと気軽に読んでみようと思ってもらえますよね。
でも、0円で販売しても稼ぐことはできないんじゃない?という疑問が湧くと思います。
実はKindle Unlimitedは「読まれたページ分」だけ印税が入ってくる仕組みとなっているので、0円設定でも十分稼ぐことが可能なんです!
・小説
・エッセイ
・ビジネス書
・雑誌
・写真集
・マンガ
・絵本
など様々なジャンルの書籍を出版することが可能なので、自分の興味があるコンテンツを出版することができるので、初心者の人にはとてもオススメです!
論理的な文章術〜PREP法〜
ここで教える『PREP法』は文章を書く上では超ど定番の文章術です。
この文章術を身につけると、論理的で要点をつかんだわかりやすい文章を書くことができるだけでなく、説得力のあるプレゼンテーションもすることができるようになります。
「文章書くのが苦手…」「説明するのが下手くそなんだ…」と思っている人はぜひこの技術を身につけてください!
【PREP法】
・P:Point(結論)
・R:Reason(理由)
・E:Example(具体例)
・P:Point(結論)
PREP法の3つのメリット
1、説得力がある説得力を持って読者に伝えたい時は「結論」から語ることが大切。
あなたが主張したい「結論」を先に伝えることで読者が、あなたの伝えようとしている意図を理解してくれます。
その後に「理由」「具体例」を説明することで「この人はこういう理由で、こんな経験をしたから、こういった主張になるんだ」と読者が理解することができます。
そして最後に再度「結論」を伝えることで、相手は「あーなるほど。そういうことか。」としっかり理解してもらえることができます。
このようにPREP法で文章を書くことで、説得力のある文章を書くことができます。
相手が1番辛いことは「結局あなたは何を言いたいのかわからない」といった文章です。
PREP法は「結論」から述べるため、あなたが言いたいことを素早く読者へ伝えることができます。
もし、最初に「結論」を伝えずに、理由→具体例→結論という順番になってしまうと読者は「この人は結局何を言いたいのかわからない」ということになってしまう可能性があります。
そのため、最初に「結論」から述べることで、一瞬にしてあなたの言いたいことを読者に伝えることができ、読者もすぐにあなたの言いたいことを理解し、最後まで記事を読んでもらえるという結果となります。
文章を書いている時に「自分は何を書いているんだろう?」「何を書きたかったんだっけ?」と迷ったことはありませんか?
このように文章を書いてて迷った時は「結論」から書くだけで解決できます。
最初にゴール(結論:あなたが伝えたいこと)を決めておくと、文章を書いていて迷ったり、脱線してしまったとしても、そこに向けて書き進むことができるため、文章で迷うことはなくなります。
オススメは記事のタイトルを「結論」にすることです。
タイトルにすることで、これから書くことの「伝えたいこと」がすでに決まっているので、迷わず文章を書くことができます。
以上の3つが『PREP法』のメリットです。
PREP法をしっかりとマスターするためには、ひたすらPREP法で文章を書く以外にありません。
このような方法があることがわかっていても、いざ文章として書こうと思ってもなかなか書けないので、ブログやライティングの仕事をやられている人は常に意識して書くことで、技術を身につけることができます。
一朝一夕ではマスターはできないので、日々コツコツ頑張っていきましょう。